恐怖のバイト体験記
いやぁ、昨日は初めての派遣バイトだったよ。
倉庫でのダンボール運びだけど運動不足にはきつかった。
そういえば、派遣バイトといえば基本、派遣会社に登録するために登録説明会に参加するよね。
今回のところの以前に別の会社の登録説明会に行ったことがあるんだけど、なんとドタキャンされたんだよね。(これが初めてのバイトだったからトラウマだね)
具体的に話すと、当日の朝方に登録説明会の日程確認のメールが届いてて、普通に今日あるんだなと確認し、始まる時間の30分前には行われる会議室の前についたんだ。
誰も居ないから、ちょっと早く来すぎたかな?もしかして今日は俺だけ?(笑)なんて呑気なこと考えて、自動販売機で買った微糖コーヒーと共に待ってたんだよ。
5分前。誰もこない。(会議室もしまってる)
1分前。やはりこない。
ついに約束の時間を過ぎた。
あれ?これって忘れられてる?と思いつつも、ここは冷静にスマホで同じ境遇の人が居ないか知恵袋で検索したんだ。
そしたら、意外と会社の人が遅刻してきたというケースが多くて、アンサーは忙しくて遅れることもある的なことを言っていたのでもう少しだけ待ってみた。
開始時間から20分後。流石におかしいと感じ始めた(よく耐えた)頃だった。
1人のおばさん(清掃員っぽい服装の人)が廊下の奥からやってきた。
俺はその人を説明してくれる人だと思い、こんにちは〜って声かけたんだ。
実際、本当の清掃員だったらしく少し戸惑っていたが、俺は少しイライラしていたので
そのあと間髪入れずに事情を説明すると、
それはおかしいということで本部に連絡をとってくれたんだ。(おばさん、ありがとう)
おばさんの口から聞いた内容は衝撃だった。
「今日中止だってよ」
俺は込み上げる怒りを抑えつつ、なんでですかねぇと優しく聞いた。
「担当者が言うには、台風が来るかもしれないということで別日になったらしいよ」
確かに予報ではそこまで確率が高くないが一応台風が接近するかもというようなものがあった気がした。
いや、ん?別日?いやいや今日の朝、日程の確認メールが届いてて、しっかりと今日行われるって書いてあったんですけど!
初めてのバイトということもあり、社会の理不尽さを体験したと思いましたね。
まあ、100歩、いやもっと譲ってメールがこなかったのは何かのシステムエラーが起きたのかなと、それなら仕方ないのかなと、色々考えながらその日は帰宅した。
後日、変更日のメールが来ることはなかった...
このような派遣会社は今もこの日本のどこかに潜んでいるのである。
次の被害者はあなたかもしれない。
信じるか信じないかはあなた次第です。と言いたい流れだが、実話です。